サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は26日、上海などで東地区1次リーグ第5戦が行われ、ヴィッセル神戸は敵地で上海申花(中国)に2-0で快勝した。神戸は4勝1敗で勝ち点12とし、首位をキープした。上海申花は1勝1分け3敗で同4。
神戸は序盤、立て続けにピンチを迎えたが、GK権田の好セーブなどで失点を許さず。すると前半31分、右サイドで佐々木が抜け出し、折り返しを受けた井手口が左足で流し込んだ。一度は佐々木のオフサイドと判定されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で得点が認められた。
さらに同39分、ショートコーナーから飯野のクロスを山川がバックヘッドで合わせ、貴重な追加点を挙げた。
後半は早々に上海申花のアンドレルイスがネットを揺らすもオフサイド。同20分にはハーフウエーライン手前で本多がサウロミネイロとの競り合いで倒れ、そのままサウロミネイロに独走を許して決められたが、VARでファウルとなった。同35分には飯野がPKを献上したが、GK権田がビッグセーブで救った。
神戸は22日の天皇杯全日本選手権決勝で敗れて国内無冠となったが、仕切り直しとなったアジアの戦いで勝ち点3を獲得。1次リーグ突破に大きく前進した。
























