半世紀にわたり、アレルギーの研究や治療に携わってきた医師、真田幸昭さん(78)=丹波市春日町朝日=が、著書「アレルギーと上手につきあうためのヒント」(三省堂出版・創英社刊)を出版した。新聞や雑誌などに発表してきた文章を収録。真田さんは「アレルギーに悩む方や医療関係者の助けになればうれしい」と話す。(伊藤颯真)
真田さんは神戸大医学部を卒業し、小児科医として兵庫県や秋田県の国立病院などに勤務。2020年に義母の介護のため丹波市に移住し、翌年、丹波アレルギークリニックを開院した。現在は診療をやめ、丹波アレルギー研究所として、花粉の測定などに取り組む。

























