約415キロを8日間で駆け抜けるトランスジャパンアルプスレースを完走した芦田恭卓さん=芦田さん提供
約415キロを8日間で駆け抜けるトランスジャパンアルプスレースを完走した芦田恭卓さん=芦田さん提供

 日本海から太平洋を目指し、日本アルプスを駆け抜ける「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」が8月11日~18日に開かれ、初出場した丹波山岳会所属の保健師、芦田恭卓(やすつな)さん(44)=丹波市氷上町朝阪=が、距離約415キロ、累積標高差約2万7千メートルのコースを7日と18時間13分で完走した。フルマラソンおよそ10回分、富士登山7回分を8日間で走る超絶過酷なレース。芦田さんは「もう出場しない。でも癖になる人が多いと聞くから、もしかしたらまた走りたくなるかも」と笑う。(伊藤颯真)