日本バスケットボール協会が、ホーバス監督との契約終了に踏み切った一因として、関係者はエース八村塁との確執を挙げる。監督は日本バスケの力を大きく底上げした功労者だが、男子は昨夏のアジア・カップでは8強入りを逃しており、最近はチームづくりで閉塞感も漂い始めていた。
八村とホーバス監督の関係は、コミュニケーションの行き違いが原因となり、2023年ごろに亀裂が入った。パリ五輪後の24年11月には八村が「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないんじゃないかと思う」と監督の手腕を批判。波紋を広げた。
NBAの名門球団で主力を張る八村は、実力が突出。代表では代えの利かない戦力だ。監督との関係修復と、代表活動復帰の見通しが立たない中、協会は現在のチーム状況も踏まえ、強化態勢の変更という難しい決断に至ったとみられる。
3点シュートとスピードを武器に、23年のW杯で史上最多の3勝を挙げ、パリ五輪でも強豪フランスと接戦を演じた日本。最近はやや攻撃が単調な印象も拭えなかった。協会は、再出発する道を選んだ。























