国登録有形文化財の建物などを生かした古民家カフェ「genten(ゲンテン)」(丹波市青垣町東芦田)が、猫と触れ合える専用スペースを今月からオープンした。店で保護し、飼っている看板猫2匹のために物置などで使っていた一室を改装。猫をめでながらお茶を楽しんだり、食後に一緒に遊んだりできる。(秋山亮太)
同店は文化財の「蘆田家住宅」として広く知られる。蘆田家は近くにあった山城の城主を務めた家系で、かやぶき屋根の住宅は江戸後期の建築と考えられている。子孫や地元住民らによって守り継がれ、2008年からはカフェとして活用され、長い人気を誇る。