県内で最も広大な耕地面積を誇る丹波市。大納言小豆や黒大豆、栗といった丹波三宝をはじめ、米や果実など実る農作物は枚挙にいとまがない。だからこそ、生産者の悩みも尽きない。「せっかく作ったのに、傷があると値段が下がってしまう…」。そんな声を受け、通常の価格がつかない「B級品」を加工品に用いて販売につなげようと、氷上高校(丹波市春日町黒井)の生徒たちが商品開発に挑んでいる。(千葉翔大)
「どの野菜にもB級品が2、3割含まれる。出荷の時期になると農家から集中して集まり、直売所の棚がいっぱいになる」
同市春日町多田に広がる約20アールの畑で、スイートコーンや小豆、大根などを栽培する山本満美(まみ)さん(41)がつぶやいた。同校食品ビジネス科3年の大木雄琉(たける)さん(17)が、山本さんの言葉をメモする。























