加古川市教育委員会は、少子化が進む同市志方地区の全戸を対象に、教育環境に関するアンケートを行い、調査結果を公表した。今後５年間における同地区の小中学校のあるべき形について「小学校同士の統合」で規模の維持を望む割合が最も多く５８％だった。さらに将来（１０～２０年先）については「小中一貫校（一体型）設立」を望む割合が３９．４％で最多となった。（宮崎真彦）
同地区の３小学校（志方、志方東、志方西）は現在全て１学級。市教委によると、将来的には二つの学年で１クラスを構成する複式学級が出てくる可能性がある。アンケートは同地区の教育環境のあり方を考える基礎データ収集の一環で行った。
