東京都大田区の町工場を中心にボブスレーのそりを製作する「下町ボブスレー」プロジェクトが5日、東京都内で記者会見を開き、イタリア代表チームに提供するそりが完成したと発表した。黒坂浩太郎委員長は「大変素晴らしいそりが仕上がった」と話した。
町工場のものづくり力を示すために製作を始めたが、これまで3度の五輪には届かなかった。悲願の五輪デビューに向け黒坂氏は「今度こそということで、実現に向けて頑張っていきたい」と意気込んだ。
10月からイタリア代表チームは来年ミラノ・コルティナ冬季五輪会場でテストするなどして、本番で採用するか判断する。