山手線環状運転100周年を記念したラッピング列車のデザイン。上が「103系」、下が「205系」をイメージしている(JR東日本提供)
 山手線環状運転100周年を記念したラッピング列車のデザイン。上が「103系」、下が「205系」をイメージしている(JR東日本提供)

 JR山手線が東京都心の環状運転を始めて11月で100周年となるのを記念し、JR東日本は16日、過去の車両をイメージしたラッピング列車を運行すると発表した。旧国鉄時代の「103系」と、2000年代前半まで使用した「205系」のデザインを復刻した2編成で、10月4日から11月3日まで。

 JR東によると、1963~88年に運行した103系の復刻列車は、当時のうぐいす色を車体の一部に施し、赤色の「後部標識灯」をシールで再現する。85~2005年に運行した205系の復刻列車は、特徴的な車体側面のラインを模したデザインとする。ともに100周年のオリジナルヘッドマークやロゴもあしらう。