【マンチェスター共同】英中部マンチェスターで2日にシナゴーグ(ユダヤ教会堂)が襲撃され、信者2人が死亡したテロで、警察は3日、シリア系英国人の容疑者がイスラム過激派の思想に影響された可能性があるとの見方を発表した。テロに関連して18歳~40代半ばの男女3人を新たに逮捕し、逮捕者は計6人になったと明らかにした。
シナゴーグ内にいたラビ(指導者)のダニエル・ウオーカー氏は共同通信などの取材に「複数の信者が内側から扉を押さえて犯人の侵入を防いでいた際、警察が発砲し(建物の壁を貫通して)中にいた男性が致命傷を負った」と証言した。この男性は後に死亡した。