JR四国の観光列車で食べられる、高知の食材をフレンチ風にアレンジした弁当
 JR四国の観光列車で食べられる、高知の食材をフレンチ風にアレンジした弁当

 JR四国は、カツオや四方竹といった高知の食材をフレンチ風にアレンジした昼食が食べられる観光列車の特別運行を始めた。12月19日までの毎週金曜日に実施する。

 NHK連続テレビ小説「あんぱん」や「らんまん」で高知が注目される中、監修した星野リゾートのブランド力も借りて魅力をアピールする。

 料理は大皿に多くのおかずを盛り付ける皿鉢をイメージした弁当で、「土佐料理とフレンチ技術の融合」をコンセプトに仕上げた。観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」の高知駅から奈半利駅(高知県奈半利町)に向かう便で提供する。

 カツオのたたきは、ぬたと地元食材のユズをソースに。県が生産量日本一のミョウガはピクルスで提供。秋に収穫されるタケノコの四方竹は、フランスの郷土料理風に煮込んだ。前菜からメインまで11種類程度を楽しめる。

 事前予約が必要で、食事料金は5500円。監修した「OMO7高知」の橋田幸秀料理長は「食べ終わって満足できるお弁当箱に仕上げました」と話した。