北朝鮮の首都平壌で始まった「平壌国際映画祝典」の開幕式。23日付の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)
 北朝鮮の首都平壌で始まった「平壌国際映画祝典」の開幕式。23日付の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)

 【北京共同】北朝鮮の首都平壌で22日、「平壌国際映画祝典」が始まった。27日まで。北朝鮮メディアが23日報じた。この映画祭は今回が18回目。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断が続き、2019年9月以来となる。海外の情報流入が厳しく制限される北朝鮮で、外国文化に接する貴重な機会とされる。

 22日の開幕式後、北朝鮮高官ら出席者は中国とロシアの合作映画「レッドシルク」を鑑賞した。

 企画に携わる旅行会社によると、ギリシャやポーランド、モロッコ、インドネシアなど10カ国超の短編、ドキュメンタリー、アニメの作品の上映が許可されたという。日本や米国、韓国の作品は含まれていない。