スピードスケートの全日本距離別選手権を前に、公式練習で滑走する高木美帆=エムウェーブ
 スピードスケートの全日本距離別選手権を前に、公式練習で滑走する高木美帆=エムウェーブ

 ミラノ・コルティナ冬季五輪シーズンの開幕戦となるスピードスケートの全日本距離別選手権は24日、長野市エムウェーブで開幕する。23日は会場で公式練習が行われ、女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)は500メートルから3000メートルまで、エントリーした全4種目を滑る意向を示した。状態はいまひとつというが「強い気持ちで挑みたい」と気合を入れた。

 五輪の個人種目は1000メートルと1500メートルを軸とする方針。ただ今大会の結果で代表が選考される年内のワールドカップ(W杯)を見据え「出たいタイミングで、出たい種目を滑れるようにしておきたい」と説明した。