選択的夫婦別姓制度を巡り、日弁連は29日、国会内で院内学習会を開いた。渕上玲子会長は「日本の未来のため、女性が働きやすい社会をつくる必要がある」と強調。自民党と日本維新の会との連立合意に盛り込まれた「旧姓の通称使用の法制化」に関し「女性の人格権を置いていくもので、二つの氏の同一性を立証するのも不便だ」とし、制度の早期導入を求めた。
先の通常国会では立憲民主、国民民主両党がそれぞれ別姓導入の法案を、維新は旧姓の通称使用の法案を提出。衆院で28年ぶりに審議入りしたが、採決は見送られ継続審議となった。

























