【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの停戦合意に基づき、イスラム組織ハマスは9日、赤十字を通じて新たに人質1人の遺体をイスラエルに引き渡した。同国首相府が発表した。2014年に殺害された兵士の遺体とみられている。
ハマスは生存している人質の解放後、遺体の返還を進めており、合意を履行する姿勢を改めて強調。ただ10月13日までに遺体を含む人質48人全員を引き渡すことになっていたことから、イスラエルは不満を募らせている。
中東の衛星テレビ、アルジャジーラは11月8日、ハマスが兵士の遺体を収容したと報じていた。この兵士の返還はガザ和平計画「第1段階」に含まれており、身元が確認されれば、ガザに残る人質の遺体は4人。
























