金沢弁護士会は22日、昨年の能登半島地震や豪雨で被災した石川県輪島市で25日に法律事務所を開所するのを前に、記者会見を開いた。沖縄弁護士会から移って所長に就任する平良卓也弁護士(55)は「被災者の方はまだまだ厳しい状況にあると思う。少しでも希望を持ち、将来への一歩を踏み出せるようお手伝いしたい」と述べた。
弁護士が少ない地域で日弁連や各地の弁護士会らの支援を受けて運営する「ひまわり基金法律事務所」で、輪島市での設置は2度目。平良弁護士は以前あった事務所の初代所長(2004年~06年)を務めた経験があり「震災による惨状を見て、恩返しがしたいと思った」と語った。平良さんの任期は3年。
























