北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表され、北海道から千葉県にかけての対象地域の住民には備蓄の確認や家具の固定のほか、すぐに避難できる態勢を整えるといった防災対応が呼びかけられている。事前の避難は求めない。期間は1週間だが、その後、後発地震の可能性がなくなるわけではない。
内閣府や気象庁によると、家具を固定し、水や非常食の備蓄を確認、寒い時期は防寒着や毛布なども用意する。避難経路や避難場所、家族との連絡手段もあらかじめ確かめておく。
枕元には身分証明書や貴重品を入れた非常持ち出し袋を置き、すぐに逃げられる服装で寝る。子どもや高齢者ら避難時の要配慮者と同室が望ましい。
日中に出かける際も、持ち出し袋を携帯。インターネットやラジオで緊急情報を得られるようにしておき、崩れやすいブロック塀のそばや、土砂崩れ、津波の危険がある場所にはできるだけ近づかないようにする。
内閣府のガイドラインは企業などにも避難手順の確認や、従業員の安否確認、設備の点検などを求めている。























