【ワシントン共同】米上院外交委員会のシャヒーン筆頭委員(民主党)らは24日、トランプ大統領に対し、約30カ国の在外公館の大使らを一斉に解任する政権の方針を撤回するよう要請した。実行されれば「米国の国際的な地位が損なわれる」と批判した。

 シャヒーン氏は他の民主党上院議員らと連名で送付した書簡で、今回の「前例のない決定」により世界中で半数近くの米大使ポストが空席になると指摘。議会との事前協議はなく、上院承認が必要な後任人事には時間がかかると懸念を示した。