東京・赤坂の個室サウナ店火災を巡り、港区と東京消防庁は5日、人員配置や非常ボタンの設置状況などを調べるため、店の立ち入り検査を実施した。死亡した夫婦はサウナ室のドアノブが外れて扉が開かず、閉じ込められた可能性がある。港区は火災が発生した昨年12月、区内のサウナを設置している143施設に安全対策を徹底するよう注意喚起をしていた。

 捜査関係者によると、事務室に連絡するためのサウナ室の非常ボタンは、受信盤の電源が切れていたことが現場検証で判明。警視庁が安全管理体制と死亡との因果関係を調べている。

 火災は昨年12月15日発生。川崎市の会社経営松田政也さん(36)と自営業陽子さん(37)が死亡した。