【ベルリン共同】ドイツで5日、1月に施行された兵役法に反対するデモがあった。同法は2011年に事実上廃止した徴兵制を、兵役志願者が十分に集まらなかった場合に復活させることを視野に入れている。主催団体によると、首都ベルリンなど約150都市で10代の若者ら計約5万人が参加。イラン情勢が緊迫化し、ロシアのウクライナ侵攻が続く中、徴兵への懸念が高まっている。
ベルリン中心部のポツダム広場には数千人が集まり、兵役や徴兵制に反対するプラカードを掲げた。ヨハンさん(18)は「志願者が不足し、徴兵制が復活する可能性が高い。今の状況ではいつ戦争が起きるか分からない」と指摘。最近、体格や障害の有無などを尋ねる調査への回答を強いられたとし「記入したくなかった。男性は回答が義務付けられており、避けられなかった」と話した。
兵役法は志願制が前提だが、必要に応じた徴兵制の復活に向けた要件も定めた。欧州ではウクライナ侵攻の長期化で徴兵制を復活させたり、兵役制度を強化したりする動きが広がっている。

























