生成AIに関する記載があった教科書
 生成AIに関する記載があった教科書

 文部科学省は24日、2027年度から主に高校2年生が使用する教科書の検定結果を公表した。生成人工知能(AI)に関して記述したのは7教科12科目の計30点に上り、使用する際の注意点やリスクに言及した内容が目立った。評論などの実用的文章を学ぶ論理国語13点のうち小説を扱ったのは半数近い6点。4年前の前回検定の2点から増えた。

 今回の検定対象はほとんどが選択科目の教科書で、現行学習指導要領に対応した2回目の検定。申請された8教科200点(工業など専門教科を除く)のうち196点が合格した。

 生成AIは、データサイエンスや情報技術(IT)を活用した課題解決を学ぶ情報2だけでなく、国語表現や政治・経済、美術2など幅広い科目で取り上げられた。誤情報や盗用の恐れがあるため生成AIの文章をリポートでそのまま使わないよう注意を促すもの、著作権侵害のリスクや巧妙な偽画像によるフェイクニュースの危険性を指摘するものがあった。

 合格した196点のうち195点がQRコードを載せ、デジタル教材を使う学びが定着した。