約120年ぶりの大修理が進む世界遺産・興福寺の五重塔(奈良市)で15日、塔の先端の金属飾り「相輪」の解体工事が報道公開された。飾りの部材を段階的に取り外す解体工事は3月末から開始。状態を調べて必要に応じて修理し、2031年に再設置する予定だ。
相輪は、丸みを帯びた「宝珠」などの部材が連なる形で構成され、高さは約15メートル。室町時代の1426年に再建された現在の五重塔(約51メートル)全体の約3割を占める。
この日は相輪の上方にある「水煙」を取り外す作業を公開。修理中に全体を覆う「素屋根」に設置されたクレーンを使い、木枠で保護した水煙1点を慎重に塔から下ろしていった。
























