環境省で開かれた「気候変動適応計画」の改定案骨子を取りまとめた会合=25日午後
 環境省で開かれた「気候変動適応計画」の改定案骨子を取りまとめた会合=25日午後

 環境省は25日会合を開き、地球温暖化による被害を軽減するための「気候変動適応計画」の改定案骨子を取りまとめた。コメの収量・品質の低下や熱中症死者数の増加などすでに深刻な影響が出ている分野を重点的に対策する。来年3月までの閣議決定を目指す。

 具体的には、コメの高温耐性品種の開発・普及や、冷房設備が整っている「クーリングシェルター」配置の支援に加え、水害による電気、ガスといったライフラインの寸断に備えた再生可能エネルギーなど自立・分散型エネルギーの導入推進に取り組む。

 骨子では他に、被害が生じる前に適応策を実践する「先手先手」のアプローチや、官民投資額の目標を設定して社会全体の適応を加速させることを戦略の柱とした。