トランプ米大統領(ゲッティ=共同)
 トランプ米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米税関・国境警備局(CBP)は、トランプ政権が「相互関税」などとして徴収した収入のうち、利息を含む約1千億ドル(約16兆円)が返還済み、または近く支払われる見通しだと明らかにした。CBPが米国際貿易裁判所に4日提出した文書で、返還手続きの7月31日時点の進捗を報告した。連邦最高裁が違法と判断した関税の徴収総額約1660億ドルのうち6割に相当する。

 最高裁は2月、国際緊急経済権限法(IEEPA)を根拠としたトランプ政権の関税を違法と判断した。その後、貿易裁が徴収した関税の返還を命じ、CBPが返還手続きを進めている。