50年前に東京地検特捜部が手がけたロッキード事件で、全日空側から資金を受け取った疑惑のある「灰色高官」の国会議員らの供述内容が13日、特捜部で主任検事として捜査を指揮した吉永祐介元検事総長(2013年死去)の資料で分かった。同社に金を無心し受領したとの内容もあり、政界との結び付きが浮かび上がる。竹下登元首相の供述もある。
資料の表紙には、作成日とみられる「51・9・7」や「取調結果の概要」の文字が手書きされ、「極秘 無期限 2号」の印が押されている。
外為法違反罪などに問われた全日空の若狭得治元会長ら同社関係者や、資金受領側の議員12人の供述がまとめられ、受領日や場所、金額、受け取ったのは本人か秘書か、同社側の交付者名などが書かれている。裏金を意味するとみられる「裏」との表記もある。
資料は05年ごろ、吉永氏から「後世に事件を伝えてほしい」と、元NHK記者でルポライターの小俣一平さん(74)が託された。
























