原子力規制委員会は20日の臨時会合で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の運転員が同僚のIDカードで中央制御室を退出し、それを防ぐシステムも機能しなかったトラブルについて、核物質防護への影響を4段階で最も低い「緑」とする評価を正式決定した。
規制委によると、運転員は2月、中央制御室から出る際にIDカードを室内に忘れ、先に退出していた同僚のカードでゲートを通過。本来はエラーになるが、以前から多発していたシステム不具合が改善されておらず、通過できる状態だった。
また、関西電力大飯原発(福井県)で4月、立入制限区域内外を隔てるフェンス間に有刺鉄線が使われるなど、外部から容易に侵入できる状態を確認との報告があった。























