厚生労働省は15日、2025年度に長時間労働の疑いで立ち入り調査した全国の2万9150事業所のうち、1万1228事業所(38・5%)で違法な時間外労働(残業)があったと発表した。

 厚労省によると、4991事業所で残業と休日労働が過労死ラインとされる月80時間を超えた。うち111事業所で月200時間超だった。

 また1901事業所で残業代の不払いがあった。過重労働による健康障害防止措置を実施していない事業所も5919あった。

 厚労省の担当者は「違法な長時間労働が疑われる場合には労働基準監督署に相談してほしい」と呼びかけた。