【ニューヨーク共同】米南部テネシー州で9月30日に刑の執行が試みられた女性死刑囚(50)が致死薬を2回投与後、死亡が確認されず、生存したまま病院に運ばれた。同州では約200年ぶりの女性への死刑執行となる予定だった。米メディアが報じた。

 全米では致死薬を投与する静脈を確保できず死刑執行が停止された例はあるが、致死薬が投与された後に生存しているのは異例。米非営利団体、死刑情報センターは「前例がない」としている。

 テネシー州の規定には、最初の致死薬投与で死亡が確認されない場合は予備の致死薬を投与するとあるが、その後も生存している場合の対応は明記されていない。