探査機はやぶさ2のイオンエンジン=2014年8月、相模原市
 探査機はやぶさ2のイオンエンジン=2014年8月、相模原市

 小惑星を目指して航行中の探査機「はやぶさ2」について、唯一正常に作動していたイオンエンジンに不調が生じたことが2日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)への取材で分かった。はやぶさ2は小惑星リュウグウの砂を持ち帰った後、別の小惑星の探査に向かっている。エンジンは全4基あり、ほかは不具合が生じていた。

 JAXAによると、不調は8月中旬に発生。今後は、不調が生じながらも地球帰還を果たした初代はやぶさと同じ「クロス運転」と呼ばれる方法で、運用継続を目指す。2031年に小惑星「1998KY26」への到着を目指しており、影響は検討中という。

 はやぶさ2は今年7月の時点で、エンジンを含めた主要な機器に劣化が見られていた。