イタリア中部に位置する小さな内陸国サンマリノの首相に相当するベッカーリ外務・政治・国際経済協力長官は、「小国」にとって多国間主義は「死活的に重要だ」と擁護する姿勢を強調した。トランプ米政権に制裁圧力を受ける国際刑事裁判所(ICC)にも加盟しており、ICC支持を表明した。共同通信のインタビューに1日答えた。
サンマリノは東京都世田谷区と同程度の面積で人口約3万3千人。通常の軍隊は存在せず、城塞警備隊などでつくる護衛隊が治安維持に当たる。
国際社会でトランプ政権は単独行動主義を強め、2国間交渉を重視する。ベッカーリ氏は現在の多国間主義の課題について「国際機関の課題解決の能力を拡大するよう努力し、各国の関与を維持することだ」と述べた。「地政学的な力を持たない」自国にとり「国際社会の一員となることが重要だ」と説明した。
ICCを巡っては「どの国にも反対するわけではない」と前置きした上で「国際機関への尊重の問題だ」として支持する姿勢を示した。
サンマリノは伝統的に中立を外交方針としている。(サンマリノ共同)























