改装中の米連邦準備制度理事会(FRB)の建物=9月15日、ワシントン(アナドル提供・ゲッティ=共同)
 改装中の米連邦準備制度理事会(FRB)の建物=9月15日、ワシントン(アナドル提供・ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】ブルームバーグ通信は2日、ブランチ米司法長官が米連邦準備制度理事会(FRB)本部の改修工事に関し、FRBの前議長で現理事のパウエル氏への捜査を再開しない考えを明らかにしたと報じた。

 改修工事を巡っては、費用が当初想定を大幅に上回り、トランプ大統領が問題視。司法当局は一時、パウエル氏を捜査したが、FRBの監察機関の調査に委ねるとして打ち切っていた。監察機関は9月29日付の報告書で、費用増加を巡り「連邦刑法に違反したとする合理的な根拠はなかった」とした。

 ブルームバーグによると、ブランチ氏は改修事業の管理態勢の調査を継続し、不正行為が明らかになった場合には措置を講じることを否定しなかった。