「たたら操業」の体験イベント=3日午後、島根県安来市
 「たたら操業」の体験イベント=3日午後、島根県安来市

 島根県安来市の和鋼博物館で3日、奈良時代ごろの粘土製の小さな炉を再現し、日本独自の製鉄技術「たたら操業」を体験するイベントが開かれた。炉から約40キロの鉄の塊が取り出されると、約50人の参加者から歓声が上がった。

 島根県東部の出雲地方は約1400年前から製鉄が盛んだった。参加者は3日間かけて製鉄を体験。粘土で作ったブロックを積み上げ炉を作り、その中で砂鉄と木炭を燃焼させ鉄を作った。

 3日目となる3日早朝に火を入れ、参加者は交互に「ふいご」を踏んで炉に風を送った。威勢の良いかけ声が響く中、赤く熱した「けら」と呼ばれる鉄の塊が取り出された。

 イベントは今年で21回目。