福岡県議会棟にある蔵内勇夫前議長が関連する団体「九州の自立を考える会」の部屋=14日午後
 福岡県議会棟にある蔵内勇夫前議長が関連する団体「九州の自立を考える会」の部屋=14日午後

 福岡県の服部誠太郎知事は14日、県議会の金銭授受疑惑を巡って議員辞職した蔵内勇夫前議長が関連する団体に、県議会棟の部屋を長年使わせ、近年は活動実績を確認せず使用許可を更新していたと明らかにした。県議会決算特別委員会で「来年度の許可申請があった場合、事業計画書などを求め可否を判断する」と述べた。

 団体は「九州の自立を考える会」で、2011年に成長戦略に関する政策提言を目的に設立。蔵内氏が25年まで会長を務め、県議や首長、財界人らが会員となっている。

 議会事務局によると、部屋は26平方メートルで団体が支払う使用料は年約51万円。質問した吉松源昭県議は「著しく低価格だ」と県の対応を批判した。