ちばてつやさんはスポーツ漫画の名作を多く残し、選手らに大きな影響を与えた。社会現象にもなった「あしたのジョー」の主人公、矢吹丈の名前は元世界バンタム級王者辰吉丈一郎さんの本名の1字とニックネーム「浪速のジョー」や、国際ボクシング連盟(IBF)フライ級王者の矢吹正道さん(緑)のリングネームの由来になった。往年の名王者ファイティング原田さんの壮絶な減量は主人公のライバル、力石徹の参考となったとされる。
男子ゴルフの日本ツアーで賞金王に4度輝いた中嶋常幸さんは「『あした天気になあれ』は、当時の少年や若い世代にゴルフの面白さを伝えてくれた」とヒット作を振り返った。「あの中に出てくる『チャーシューメーン』と唱えながら打つ方法は、多くの人が『チャーシューメーン』を自分なりの言葉に置き換えて打ったんじゃないかな。練習法として一つのアイデアだと思う」と懐かしんだ。相撲を題材とした「のたり松太郎」も代表作の一つとなった。























