指定廃棄物などの最終処分場を見学する地元自治体関係者ら=10月15日、福島県富岡町
 指定廃棄物などの最終処分場を見学する地元自治体関係者ら=10月15日、福島県富岡町

 東京電力福島第1原発事故に伴い福島県内で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場(同県富岡町)を巡り、埋め立て完了後の地上部分の活用法について検討が始まった。環境省は見学者用にパネルや広場を設けて、施設の安全性に関する情報発信の場にすることを提案している。

 指定廃棄物は放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレルを超える焼却灰や下水汚泥などを指す。福島県以外の8都県にもあり、発生した各都県内で国が処理する方針。公共施設の一角などで保管されており、処分場所の確保に向けた住民の理解醸成が課題となっている。

 福島県内の指定廃棄物のうち、富岡町の処分場に運び込む分の埋め立ては2023年10月に完了した。