能登半島周辺の活断層
 能登半島周辺の活断層

 最大震度7を観測した元日の能登半島地震から11カ月がたとうとしていた11月26日、半島西方沖を震源とする最大震度5弱の地震が発生した。元日とは別の活断層が動いた「誘発地震」とみられる。数年前から続いていた「群発地震」は収束したとの見方もあるが、専門家は能登半島地震の余震とともに「半島西方沖や金沢市周辺などの内陸に、地震を起こしやすくなっている活断層があることに注意してほしい」と警戒を訴える。