一枚看板のマエストロが「音楽」にも「経営」にもタクトを振る。そんな国内では珍しい楽団運営に乗り出すオーケストラがある。関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪府)では4月、首席指揮者藤岡幸夫さん(62)が「総監督」に就任する。25年間、共に実績を重ねてきたが「現状維持は衰退の始まり」。持続可能な運営のためホール内外で先頭に立ち、文化の「東京一極化」打破と楽団員の待遇向上を目指す。
一枚看板のマエストロが「音楽」にも「経営」にもタクトを振る。そんな国内では珍しい楽団運営に乗り出すオーケストラがある。関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪府)では4月、首席指揮者藤岡幸夫さん(62)が「総監督」に就任する。25年間、共に実績を重ねてきたが「現状維持は衰退の始まり」。持続可能な運営のためホール内外で先頭に立ち、文化の「東京一極化」打破と楽団員の待遇向上を目指す。