南海トラフ巨大地震対策で31日、政府の作業部会が示した新たな被害想定は、津波と建物倒壊による死者が多いとして、早期避難と住宅耐震化の必要性をあらためて訴えた。「死者32万人」という衝撃的な結果が示された前回2012年の推計から12年余。この間、対策を懸命に進めた地域もあれば、滞っている地域も。高齢化が進んで課題は増えており、「国難」級災害への備えはまだ道半ばだ。
南海トラフ巨大地震対策で31日、政府の作業部会が示した新たな被害想定は、津波と建物倒壊による死者が多いとして、早期避難と住宅耐震化の必要性をあらためて訴えた。「死者32万人」という衝撃的な結果が示された前回2012年の推計から12年余。この間、対策を懸命に進めた地域もあれば、滞っている地域も。高齢化が進んで課題は増えており、「国難」級災害への備えはまだ道半ばだ。