日本遺族会員の推移
 日本遺族会員の推移

 30年以上にわたり海外の激戦地で慰霊を重ねてきた日本遺族会の関連事業は、戦後80年となる2025年度で幕を閉じる。遺児の高齢化や、新型コロナウイルス禍も痛手となった。担い手不足が課題となる中で、活動の重点は「慰霊」から「伝承」へ。1日出港した最後の「洋上慰霊」には、孫、ひ孫世代も参加し、語り部研修も行われる。