厚生労働省は2024年の人口動態統計を公表し、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1・15と過去最低を更新した。国立社会保障・人口問題研究所が23年に公表した出生中位の推計値1・27を下回り、低位推計の1・12に近い結果となった。出生数も初めて70万人台を割り込み、少子化に歯止めがかからない状態となっている。
厚生労働省は2024年の人口動態統計を公表し、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1・15と過去最低を更新した。国立社会保障・人口問題研究所が23年に公表した出生中位の推計値1・27を下回り、低位推計の1・12に近い結果となった。出生数も初めて70万人台を割り込み、少子化に歯止めがかからない状態となっている。