夫婦1組当たりの子どもの平均人数の推移
 夫婦1組当たりの子どもの平均人数の推移

 2024年の出生数が初めて70万人を割り込んだ。人口減少に危機感を抱く自治体はさまざまな施策を打ち出すが、単独での対策には限界があるとの声も根強い。政府が少子化対策に本腰を入れて30年以上が経過。仕事と家庭の両立支援で一定の成果があったとの評価の一方で、経済的な理由などを背景に結婚出産から遠ざかる若者も多く、状況打破の糸口はつかめていない。