東京地裁、東京高裁などが入る裁判所合同庁舎=2023年10月、東京・霞が関
 東京地裁、東京高裁などが入る裁判所合同庁舎=2023年10月、東京・霞が関

 非正規滞在で入管施設に繰り返し収容された在日外国人2人が、恣意的な身柄拘束を禁じた国際人権規約(自由権規約)に違反するとして、国に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は17日、一部の収容を違法だと認め、2人に計120万円を支払うよう国に命じた。(共同通信編集委員・原真)