チョウザメの養殖が行われている「鹿追町環境保全センター」の研究棟=2025年6月、北海道鹿追町
 チョウザメの養殖が行われている「鹿追町環境保全センター」の研究棟=2025年6月、北海道鹿追町

 酪農が盛んな北海道鹿追町が、町産キャビアの販売を始めた。チョウザメの養殖に活用されているのは、乳牛のふん尿由来のバイオガスを燃やして発電した「余剰熱」だ。悪臭で町民を悩ませてきた乳牛のふん尿が、エネルギーと新たな事業を生み出している。(共同通信=尾碕明)