「SEMAウクライナ」の代表を務めるイリーナ・ドゥーハンさん(左)とハリーナ・ティシチェンコさん(右)=6月(ピースボート提供)
 「SEMAウクライナ」の代表を務めるイリーナ・ドゥーハンさん(左)とハリーナ・ティシチェンコさん(右)=6月(ピースボート提供)

 戦後80年となる今も、世界では紛争が絶えず、核兵器使用の危機も高まっている。2008年から被爆者とともに船で世界を巡り、各国で証言活動を行っている非政府組織(NGO)ピースボートは、今年4~8月の世界一周の船旅で「特別プロジェクト」を実施。被爆者のほか、世界各地の戦争被害者が乗船して、お互いの体験に耳を傾け、紛争予防や継承の在り方などを議論した。(共同通信=今村未生、樋口誓一郎)