九州電力玄海原子力発電所。右から1号機、2号機、3号機、4号機=2022年11月、佐賀県玄海町
 九州電力玄海原子力発電所。右から1号機、2号機、3号機、4号機=2022年11月、佐賀県玄海町

 国内外の原発でドローンや航空機の接近、侵入が脅威になりつつある。ロシアによるウクライナ侵攻では、原発も危険にさらされている。対応が課題となる中、九州電力玄海原発で今年7月に目撃された「三つの光」の正体は、特定には至っていない。上空からの侵入は「その気になればできる」(政府関係者)のが実情で、目撃騒ぎは警備体制の脆弱性を浮き彫りにした格好だ。