新潟水俣病の被害者を支援してきた旗野秀人さん（映画「春、阿賀の岸辺にて」の一場面から、小森はるかさん提供）
　新潟水俣病の被害者を支援してきた旗野秀人さん（映画「春、阿賀の岸辺にて」の一場面から、小森はるかさん提供）

　亡くなった新潟水俣病の被害者を追悼し、後世へ記憶を伝える-。半世紀にわたり被害者を支援してきた旗野秀人さん（７５）＝新潟県阿賀野市＝の活動を追ったドキュメンタリー映画「春、阿賀の岸辺にて」が各地で上映されている。映像作家の小森はるかさん（３６）＝新潟市＝が８年かけて撮影し「被害者に寄り添う姿に心を動かされた」と振り返る。（共同通信＝石黒真彩）