自民党を取り巻く主な課題
 自民党を取り巻く主な課題

 1955年の結党から70年を迎えた自民党が苦境に陥っている。派閥裏金事件を受け、衆参両院で少数与党に転落。約26年間にわたり協力関係にあった公明党は連立から離脱した。高市早苗首相(党総裁)は高い内閣支持率で政権をスタートさせたものの、衆院解散・総選挙に打って出ても過半数回復の保証はない状況だ。日本維新の会との連立も不安定さがつきまとう。打開の妙手が見つからない中、国民の信頼を取り戻すための新たなビジョンを示せるかどうかが問われる。