大分市佐賀関で18日夕に発生した火災は、住宅など170棟以上が延焼し、周囲の山林や沖合の無人島にも飛び火した。近年で最も深刻な被害につながったのは、強風や乾燥に加え、老朽化した木造住宅の密集といった悪条件が重なったのが背景とみられる。同様の大規模火災は過去にも各地で続発しており、専門家は、初期消火の対応が難しくなる高齢化社会を意識した防災体制の構築が必要だと指摘する。
大分市佐賀関で18日夕に発生した火災は、住宅など170棟以上が延焼し、周囲の山林や沖合の無人島にも飛び火した。近年で最も深刻な被害につながったのは、強風や乾燥に加え、老朽化した木造住宅の密集といった悪条件が重なったのが背景とみられる。同様の大規模火災は過去にも各地で続発しており、専門家は、初期消火の対応が難しくなる高齢化社会を意識した防災体制の構築が必要だと指摘する。