木村優一さん
木村優一さん

 太鼓演奏家となって15年が経過した頃、ジャズと共演する機会を頂いたのだが、なぜかとても親近感を覚えた。ラテンのリズムとメロディーに心が躍り、不思議なゾクゾク感が体を駆け抜けた。その日の共演は、音量の調整や譜面のやりとりなどが難しくても、実に楽しかった。