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神戸・北区5人殺傷事件

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 複数の被害者が出た殺人事件は、2015年3月に兵庫県洲本市の民家2軒で男女5人が無職の男=控訴中=に刺されて死亡した事件など、全国各地で発生している。

 洲本市の事件で逮捕された男は被害家族とトラブルがあり、男の家族は事件直前、言動が不安定だとして公的機関に相談していた。向精神薬の継続使用により精神障害を発症していたことが明らかになり、裁判員裁判では、刑事責任能力の有無が争点となった。

 兵庫県内では、04年8月にも加古川市で2家族7人が刺殺され、近隣に住む親族の男が逮捕された。男は両家族と長年確執があり、トラブルを起こしていた。

 全国的には、13年7月に山口県周南市の集落で、全焼した民家の焼け跡などから、撲殺された住民5人の遺体が見つかった。逮捕された男は起訴後に実施された精神鑑定で妄想性障害と診断された。

 無差別殺傷事件では、08年6月、東京・秋葉原で、派遣社員(当時)の男が通行人を切り付けるなどし、7人が死亡、10人が重軽傷を負った。同年10月には大阪・難波で男が個室ビデオ店に火を放ち、16人が死亡した。16年7月には、相模原市の知的障害者施設で、元職員の男が入居者19人を刺殺、27人が重軽傷を負った。

2017/7/16
 

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